こじゅう (匠紀の国屋)

こじゅう (匠紀の国屋)
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受け継がれていく味と歴史、どら焼き「こじゅう」

「相国最中(しょうこくもなか)」などで知られていた東京武蔵村山市の和菓子メーカー「紀の国屋(きのくにや)」が2022年に倒産した後、元従業員らを集め雇用し、和菓子の製造・販売を新たに開始したアイ・スイーツ株式会社さん。ブランド名を新たに『匠紀の国屋(たくみ きのくにや)』とし、お菓子の販売をスタートさせています、見事な復活劇。

こじゅう (匠紀の国屋)のパッケージ

二子玉川の高島屋の地下1階で出店されているのを見かけたので「こじゅう」というどら焼きを買ってきました。「こじゅう」という名前はいわゆる”むかし言葉”で、3時のおやつを意味する「小昼飯(こじゅうはん)」のことだそうです。

こじゅう (匠紀の国屋)の見た目

どら焼き皮を薄い紙の上で焼くことで、このようなトラ柄の模様がつくのだそう。

こじゅう (匠紀の国屋)の断面

ふわふわの生地にふっくらとした餡が美味しいです。

こじゅう (匠紀の国屋)を食べる

商標権などの問題もあり「紀の国屋(きのくにや)」だった頃と全く同じ形状での製造販売はできないようですが、伝統の味と商品は再現させるというコンセプトで作られているのだそうです。経営母体が変わっても、受け継がれていく歴史ある味わい、素晴らしいです。

最終更新日:2024年09月03日