黒の松餅

さすが松江の老舗菓子店!と唸ってしまう完成度の高い和菓子
島根県松江市の老舗和菓子店、三英堂さんが作る「黒の松餅」を買ってきました。日本三大菓子処にも挙げられる松江で、昭和初期から和菓子作りを続けられている三英堂さんのお菓子、まさに作品と呼んでいいのではと感じる美味しさと完成度でした。
パッケージからはどのようなお菓子か想像がつきませんが、
和紙にくるまれたお菓子が2つ出てきました。
開封すると小倉餡にごまが混ぜられている層と、求肥の層が2段になっています。
求肥にほんのりと焼き色が付けられているようで、繊細な手作り感が伝わってきます。「黒の松餅」という名前は、島根県の県木である「黒松」をテーマに作られたお菓子だからだそうです。
求肥はとても柔らかく、小倉餡のみずみずしさも感じます。
美味しい!すごい完成度。繊細で精緻なバランスを感じる美味しさです。さすが松江の老舗と唸ってしまう完成度を感じる和菓子でした。