祝うてサンド

博多の風習「手一本」にちなんだユニークなキャラメルクッキーサンド

銘菓「鶴乃子」の製造でも知られる福岡県の石村萬盛堂さんの作る「祝うてサンド」は博多に伝わる風習『博多手一本』にちなんで作られたというユニークなお菓子です。

『博多手一本』とは、物事の終わりや、約束事の確認、決定意思を確認する時に行う作法として、博多に伝わる慣例儀式で主に祝い事の席などで行われるようですが、一般的な”一本締め”とは違い、独特の拍子で複数回手を打つのが特徴とのこと。

様々な催し事の結びで『では、祝いめでたの手一本で締めさせていただきます』というのが決まり文句のようになっていて「祝いめでた」と呼ばれれる歌の後に、この”手一本”で締めるのが通例となっているようです。いろいろ動画を見ましたが、なるほどお洒落な文化だな~と感じました。

それはそうと、お菓子ですが、キャラメルクリームとくるみをサンドしたビスケットサンドのようです。すごいクリームの量なので厚みがあります。

言われないと気付かないレベルですが、実はクッキーが手の形をしていて、例の「手一本」をモチーフにしているのが分かります。

たっぷりのクリームの中にはキャラメリゼされたクルミが入っています。クッキー2枚にサンドされているのでボリューム感もあります。贅沢な美味しさのクリームサンドです。

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