鯉ぐるま

鯉ぐるま
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丸く収まった2匹の可愛い鯉のカステラ饅頭

長野県佐久市のお菓子屋さん『和泉屋』さんは、かつて中仙道の要衝の地として栄えた佐久平で創業し、永らく地元の人々に親しまれてきたお菓子屋さん。そんな『和泉屋』さんが作る『鯉ぐるま』は2匹の鯉が寄り添って泳いでいるような形をした可愛いカステラ饅頭です。

鯉ぐるまを開封

円形の紙カップの中にカステラ饅頭が入っています。カップに敷き詰められたお菓子なのかと思いきや、2つのカステラ饅頭が整然と組み合わされて並んでいるようで、最初はまさか2つに分かれているなんて思いもせず、

2匹の鯉ぐるま

こうなってビックリ、こんなにきれいに円形に組み合わされた2匹の鯉。その姿、佇まいが可愛くも美しいです。

鯉ぐるまの見た目

これが一個の姿、しっかりと鯉の形が象られており、かわいいミニサイズながら風格を感じるシェイプです。ちょっと逆反りのシャチホコ的な感じもしますが、鱗やヒレの形もしっかり描かれた美しい鯉のシェイプ。

鯉ぐるまの小倉を食べてみた

そして、この対になっている2匹の鯉はなんとそれぞれに味が違うのです。小倉餡とカスタードクリームがセットになっています、どちらも鉄板の定番の味ですね。まずは小倉餡から頂きましたが、間違いない美味しさ、小倉餡のをカステラ生地で包んだ定番の美味しさ。

鯉ぐるまのカスタード味

カスタードの方もやっぱり定番の美味しさです。2つの味の種類を楽しめるのが嬉しいお菓子ですね。ちなみに佐久市は「佐久鯉」という食用のブランド鯉を飼育しており、全国的にも名高い名産地らしいです。現代ではなかなか鯉を食べる機会もないと感じますし”鯉の洗い”などは料亭等で出てくる高級品のイメージです。だけど鯉を食べる文化から生まれた美味しいお菓子『鯉ぐるま』はいくらでも食べられそうな定番の美味しさでした。

最終更新日:2024年02月06日