献上菓子 極上米どころ
滋賀県で創業慶応元年(1865年)に創業された老舗のお菓子屋さん『しろ平老舗』さんが作る『献上菓子 極上米どころ』100年以上の歴史を持ち、一つ一つを手作りで丁寧に作られている和菓子屋さんです。
滋賀県のお菓子で『米どころ』という名前も意外ですが、近江銘菓として定評のあるお菓子のようで、大納言小豆を氷砂糖で二日間煮込み、羽二重糯使用の求肥を忍ばせた”最高品の最中”とのことです。
ずいぶんと立体的な丸っこい包装だなと思いながら開封してみると、
おお、米俵の形をした最中が出てきました。いまにも転がっていきそうなほど丸っこいです。かなり忠実に米俵が再現されていますね。まんまるで可愛いです。
中を見るために半分こにしようとちょっと力を入れたところ、、ああ!最中がバラバラに崩壊、えーそんなに力入れてないのに、と驚きながらあたふた。この最中の生地、ものすごく繊細です。本当に柔らかく軽い質感に仕上げられており、ハラハラと溶けていくような感触。
商品紹介のホームページを拝見したところ、下記のような紹介文もありました。
※最中が浸かるほどの熱湯をそそぎ、おぜんざいとしても美味しく召し上がって頂けます。
なるほど、お湯を注いだ際にもほぐれるくらいに繊細に作られている最中の生地なのか、それにしてもかつて経験がないほどに軽く繊細な最中の生地。
断面を撮影するのは断念して、そのままパクっと頂きました。美味しい!繊細なモナカの生地ははらりと口の中であっという間にとけつつ、香ばしい香りがしっかりとあり、中の小豆餡と求肥も同じく繊細で上品な味わい。米俵型の見た目とは裏腹に、とても繊細で上品な食感です。これは確かにお湯を注いでぜんざいにしていただくのも美味しいだろうなと感じました。
※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。
このお菓子への思い出や感想を投稿する