神宮スギ
伊勢神宮のご利益がありそうな贅沢バウムクーヘン
三重県伊勢市の『洋菓子・銘菓 シラセ』さんが作る『神宮スギ』は伊勢神宮の杉をモチーフにしたバウムクーヘンです。樹齢300年を超える巨木も多い伊勢神宮の外宮は荘厳な木々が数多く生い茂り、近年ではパワースポットとしても人気を集めていますね。
今回は日本橋の三重県のアンテナショップ”三重テラス”さんで1/4カットの『神宮スギ』が売っていたので、ラッキーと思い買ってきました。ご覧のように丸いバームクーヘンの1/4カットにした扇形で売られています。押されている「神宮杉」の焼印マークが荘厳な感じでご利益がありそうな感じ、ありがたや~って気分になります。
大木の年輪を表現したというバウムクーヘンの層は微妙に厚さが違っていて、微かに歪曲しているのがリアルですが、これは一本一本を丁寧に手作りしているために出るわずかな厚さの違いによって生まれているのだとか、この大きさのバウムクーヘンを手作りで焼くのはとても大変な作業だと思います。
半分に割るときに気が付いたのは、いわゆるしっとり系の生地というよりは”ポクッ”とした感触だという点です。手作りで作られている感じが伝わってきました。ちなみに「神宮スギ」は三重県の”県木”でもあるとのことです。
バター、卵、生クリームがふんだんに使われているようで贅沢な味わいのバウムクーヘンです。バニラや洋酒の香りも微かにしつつ、卵が多めの生地のようで、層ごとにパラっと分かれる感触。生地の美味しさに徹底的にこだわって丁寧に作られている感じが伝わってくる、ありがたい気分になるバウムクーヘンでした。