バターどら(長榮堂)
富貴豆あんとバターというオリジナリティ満載のどら焼き
山形県新庄市にほど近い鮭川村で作られている『あられこ』を買ってきました。こちらのお菓子は村の企画で立ち上げられた「七つの里」というブランドから発売されています。村の有志の方が集まって、廃所になった保育所を再利用して始めたのがこの「工房・七つの里」だということ、素敵な取り組みです。
パッケージラベルには”鮭川村名物”と謳ってあり、稲穂のイラストが描いてあります。村で収穫されたもち米100%で作られた揚げあられという手作り感が伝わってきます。
開封すると出てきたのは、いわゆる伝統的な揚げあられといったいった感じ、色合いは薄めで一つ一つが軽い質感です。
カリッとした質感かなと思っていましたが外側はフワフワ&サクサクといった感じに近く、パフのような軽さを感じます。村に伝わる秘伝の揚げ方があるのかもしれませんが、よく見る揚げあられに比べ、フワフワと雪のような感触です。揚げ方によってだいぶ違う仕上がりになるのかもしれませんね。このあたりが村伝統のワザなのかもしれません。
素朴な味わいですが、もち米本来の美味しさをしみじみと感じます。噛みしめるともち米の甘みが感じられるような素材のポテンシャルを活かした味付け。想像していたよりもサクッと軽い食感で、次の一口が止まらないといった感じのオーセンティックな揚げあられでした。
※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。
このお菓子への思い出や感想を投稿する