大納言清澄（寛永堂）

迫力の大粒小豆！特選大納言小豆と寒天がみずみずしい

『寛永堂』さんの『大納言清澄（だいなごんせいちょう）』を買ってきました。寛永堂さんは創業1630年（寛永七年）の江戸時代にまで遡るという超老舗の和菓子屋さん。京都の和菓子さんとして全国にもお店を展開している有名店です。『大納言清澄』はサイズ感が可愛いお菓子ですが、特選大納言小豆を極上の寒天で閉じ込めたという贅沢なお菓子です。

500円玉と比べるとこの大きさ、上品な和紙に包まれた高級菓子といった感じです。

小豆の粒が透けて見えるのが綺麗です。表面は砂糖で固められているようですが、透明の表面のピシッとしたひびの入り方はまるで自然に出来た氷のような見た目です。このお菓子の造形には京都の様式美を感じる気がします。

割ってみると中には、まさに特選の大納言小豆といった大粒の小豆がごろごろと入っており、間を埋めている寒天がキラキラと光ります。

シャリシャリとした外側の食感に対し中身のふっくらとした小豆と寒天はとてもみずみずしく、素材のもつシンプルな甘さを活かした上品な味わいです。造形の美しさにも和菓子の伝統の職人技を感じる品の良いお菓子。贈答品に最適なお菓子といわれるのが良く分かりました。夏には冷やして食べるのもオススメということです。