きなごろも

北海道のいわゆる「プチカップ入りきな粉まみれ系お餅」です。
北海道のお菓子屋さん柳月さんが作る「きなごろも」を買ってきました。柳月さんといえばバームクーヘンの三方六が有名で北海道のおみやげお菓子シーンでも人気のメーカーさんですが、この「きなごろも」はいわゆるプチカップ入りのきな粉餅です。
似たコンセプトのお菓子で山梨県の「桔梗信玄餅」や新潟県の「出陣餅」が連想されます。あと叶 匠壽庵さんの「閼伽井」も同じようなコンセプトですね。
このジャンルはなんて呼べばいいんですかね。”プチカップ入り粉まみれ系お餅”とでもいうべきでしょうか?なんだかんだで全国的に見かける構造のお菓子です。小さなお弁当箱入りというか、「どうぞ一人前です!」といった感じが嬉しくなるスタイルです。
きな粉に埋まったお餅。信玄餅のように黒蜜は付いていませんが、きな粉の量を考えると贅沢ですよね。
柳月さんのラインナップでも人気のある商品なのだそうで、シンプルに美味しいです。しかもお値段が手頃。このスタイルのお菓子で一つ100円ほどで買えてしまうというのが驚きです。ちなみに、この「きなごろも」は昭和49年から販売されているロングセラー商品なのだそうで、いつからプチカップに入れて販売されているかも気になるところです。とにかく、この”プチカップ入りきな粉まみれ系お餅”のを指すスタイルの名前が付いていると便利だなと思いました。