有松絞

伝統の絞り染め技法をモチーフにしたミルクまんじゅう

名古屋市熱田区に本店を構え、愛知県を中心に多くの店舗を展開する亀屋芳広さんの作る「有松絞」を買ってきました。

有松絞り(ありまつしぼり)とは、江戸時代に尾張藩で誕生した染め織物のことで、生地を糸でくくったり、縫ったりして染め、多彩な模様を表現できる技法です。お菓子の包装パッケージにも、なるほど、有松絞で作り出される模様が描かれています。

なめらかで綺麗なおまんじゅうの表面、上には松の実がのせられています。

生地は少しもっちりした質感で、中にはミルク風味の白あんが入っています。

上品な甘さで口当たりも良いです、亀屋芳広さんらしい繊細な和菓子作りを感じます。ちなみに亀屋芳広さんの代表銘菓の「不老柿」も個人的に非常にお勧めのお菓子です。いつも名古屋の伝統や歴史をモチーフにしながら、洗練されたお菓子作りをしているお菓子屋さんだと感心します。

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