不老柿

不老柿
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シナモン風味の美味しさ、知名度、尾張銘菓の代表格

名古屋市熱田区に本店を構え愛知県を中心に多くの店舗を展開する『亀屋芳広』さんの銘菓『不老柿』
なんと年間70万個もの数を販売する亀屋芳広さんの代表銘菓、まさしく”尾張銘菓”の筆頭格のお菓子ですね。

不老柿のパッケージ

1個入りでもお洒落で立派な箱に入って売られていました。品のある和風な箱のデザイン。

不老柿の個包装

『不老柿』という名前の由来は名古屋市熱田区のエリアが、不老不死の神仙の住む「蓬莱島」と呼ばれていたため、この熱田蓬莱伝説の”不老不死”というキーワードと、和菓子のはじまりで原型ともいわれる”干し柿”をかたどったお菓子にしたことが由来とのことです。

不老柿の見た目

名前に”柿”が入っているので”干し柿系”のお菓子なのかなと勝手に思い込んでいたのですが、全然違いました。包装から取り出すと漂うのはシナモンの香り、シェイプこそ柿の形ですが、乾いたカステラ生地のような外側の生地とシナモンの香りに意表を突かれました。

不老柿の断面

半分に割ってみると淡い色合いの黄身餡、すごくホロホロとした感触。周りについている粉がちょうど干し柿のような雰囲気を出していて見た目は干し柿をイメージしているようですが柿の風味はなく、シナモンケーキといった香りがします。

不老柿を食べてみた

初めて食べたのですが美味しい!外側の生地は少しカリッとした食感もありつつシナモンのパンケーキのような味わいで、中に入っている黄身餡がホロホロとほどけるような食感、ほんのりと甘く全体がケーキのような食感でまとまっています。個人的には少し洋菓子的な雰囲気も感じるような味わいでした。これは確かに代表銘菓になるよなぁって感じるクオリティでした。

最終更新日:2024年02月06日