金澤文鳥

金澤文鳥
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可愛い文鳥のパッケージで全く新しい羊羹のスタイル

石川県金沢市伝統的な和菓子を作り続ける『清香室町』さんが作る『金澤文鳥』は”全く新しい味わいの羊羹”を標榜し、生み出されたユニークな羊羹です。なんといっても最初のインパクトはこのパッケージデザインです。かわいい文鳥の姿をした包装が目を惹きます。

金澤文鳥のパッケージ

店頭で見かけて、まさに”ジャケ買い”って感じでした。そんな目で見つめられたら家に連れて帰りたくもなります。それにしても折り紙の要領なのでしょうが、和紙で立体的に文鳥を表現するとは、ワザありのパッケージデザインです。

金澤文鳥を開封

可愛いパッケージを開封して出てきたのはアルミフィルムに包まれたキューブ状の一口羊羹。「全く新しい味わいの羊羹」と銘打っているだけに、かなり斬新な中身になっているようです。

金澤文鳥の中身

なんとこちらの羊羹「紅茶味」だそうです。しかも石川県で採れた「加賀紅茶」を使用しているということ。色合いは小倉の羊羹っぽいので、ぱっと見には分かりませんが、ユニークなのはパッケージやキューブ状の形だけではなさそうです。

金澤文鳥の断面

さらに半分に切ってみると姿を現したのは羊羹の中に混ぜ込まれたドライフルーツ達。いちじく、レーズン、ブルーベリー、クランベリーなどの様々なドライフルーツが入っています。羊羹の中にドライフルーツだなんて、なんともハイカラです。

金澤文鳥を食べてみた

羊羹 × 加賀紅茶 × ドライフルーツという組み合わせで、なんとなくヨーロッパ的なアプローチを感じる『金澤文鳥』ですが、食べてみるとしっかり”羊羹”しており、濃厚な練りものの中に紅茶の香りとドライフルーツの歯ごたえが美味しいです。新しいスタイルですが、羊羹の懐の深さも垣間見えたような気がします。

最終更新日:2024年02月07日