そばDEだんす
羽後町の名物コラボ、泉栄堂さんの地元愛と茶目っ気を感じます。
近隣にある百貨店で秋田県の物産フェアをやっていたので『お菓子の泉栄堂』さんの『若がえりまんじゅう』を手にしていたら、隣になんだかポップなデザインのパッケージが目に入りました。『そばDEだんす』と書いてありますが、こちらも『お菓子の泉栄堂』さんの作っているおまんじゅうのようです。
たくさんの音符と衣装を着て踊っている人と「そばまんじゅう」と書かれたアイコンが描かれています。泉栄堂さんがお店を置く秋田県雄勝郡羽後町には『西馬音内盆踊り』という700年以上の歴史を誇る伝統芸能があることと、同じく羽後町にある西馬音内地区には大規模な蕎麦畑もあるとのことで、そばの消費も盛んな土地のようで、その2つの特色を掛け合わせて『そばDEだんす』という名前のそばまんじゅうを作ってしまったようです。
秋田県の羽後町ならではの名物を掛け合わせたおまんじゅうを作ってしまうあたりに、泉栄堂さんのフットワークの軽さと地域愛を感じます。そしてやっぱり商品名も『そばDEだんす』といったように、ちょっとユーモアを入れてくるんですね笑 『若返りまんじゅう』のキャッチコピーを見たときから泉栄堂さんの茶目っ気には気付いてました。
おまんじゅう皮はそば粉を活かした生地でそば粉の色合いがそのまま出ています。中にはあっさりとした感じのこしあん。
さっぱりとした甘さのこしあんに、少しモチモチした感触で蕎麦の香りが芳醇なまんじゅう生地が絶妙なバランスです。そば粉って小豆餡にも本当に良く合いますよね。定番の美味しさを感じながら、羽後町の地元愛が生んだおまんじゅうなのだろうなと思うと、現地を訪れてみたくなりました。